薄桜鬼攻略&感想【土方歳三】
普段なら主役からやる事が多いのだけど、今回はあえて2番目に。
てゆーか単に【9章】もある事でちょっと後でもいいかな・・・と思っただけだったり(^▽^;)
総司もやり込んだしそろそろ・・・と始めたものの、マジで長かった( ̄Д ̄;;
でも総司とは違いかなり最後のほうまで他の隊士達との話しが進んだし色々と詳細に分かり面白かったです。
特に山場の近藤さんとの話しが・・モゴモゴ。
泣いちゃいましたヨ。
三木さんの演技力に感服しました。ほんとに。
激しく声優魂を感じました。個人的にはこのシーンのスチルがあったら更に泣いただろうと思いました。多分号泣(ノω・、)
やはり鬼副長という事で厳しいのですが自分にも厳しくてこれまた壮絶でした。
特に四章での前半山場であるイベント。
ものすっごいべらんめぇ口調の土方さん。
正直ビビりました(゜o゜;
どこまでイっちゃうんだろう!?とマジでビクビクしまくりでした。
あまりのイっちゃいっぷりに思わず笑っちゃいました。(苦笑
とても乙女ゲーとは思えません。
あ・・・なんだかネタバレっぽくなってきちゃったのでこの辺で(^▽^;)
また最後にダラダラ書きます。
とりあえず千鶴に一向に心を開かないので一体・・・?と思う事間違いナシです。
では【土方歳三】攻略開始です!
※最後にネタバレと画像付き感想があります。よろしければ。
てゆーか単に【9章】もある事でちょっと後でもいいかな・・・と思っただけだったり(^▽^;)
総司もやり込んだしそろそろ・・・と始めたものの、マジで長かった( ̄Д ̄;;
でも総司とは違いかなり最後のほうまで他の隊士達との話しが進んだし色々と詳細に分かり面白かったです。
特に山場の近藤さんとの話しが・・モゴモゴ。
泣いちゃいましたヨ。
三木さんの演技力に感服しました。ほんとに。
激しく声優魂を感じました。個人的にはこのシーンのスチルがあったら更に泣いただろうと思いました。多分号泣(ノω・、)
やはり鬼副長という事で厳しいのですが自分にも厳しくてこれまた壮絶でした。
特に四章での前半山場であるイベント。
ものすっごいべらんめぇ口調の土方さん。
正直ビビりました(゜o゜;
どこまでイっちゃうんだろう!?とマジでビクビクしまくりでした。
あまりのイっちゃいっぷりに思わず笑っちゃいました。(苦笑
とても乙女ゲーとは思えません。
あ・・・なんだかネタバレっぽくなってきちゃったのでこの辺で(^▽^;)
また最後にダラダラ書きます。
とりあえず千鶴に一向に心を開かないので一体・・・?と思う事間違いナシです。
では【土方歳三】攻略開始です!
※最後にネタバレと画像付き感想があります。よろしければ。
土方ルート案内です。
「◆」の選択肢をお進みください。
【一章】
◆何とかして逃げる
◇事情を説明する
◆逃げ出す ※好感度UP
◇その場に居直る
◆部屋で大人しくする
◇誰かに頼んでみる
◇屯所を探索する
◇外に出て父を探す
◆大人しくしている
◆土方さんについていく
◇池田屋に向かう
◆参加してみたい
◇留守番してます
◆天王山へ
◇蛤御門へ
◇公家御門へ
◆永倉さんを止める ※好感度UP
◇一緒に戦います!
【二章】
◇薬について調べる
◆素直に部屋へ戻る
◆広間に残る
◇中庭に行く
◇外に出る
◆この場に残る
◇屯所に戻る
◆剣を構える
◇味方を呼ぶ
◇動かない
◇沖田さんが心配
◆仕事に専念する
◆彼ら鬼の存在
◇私を狙う理由
◇父様のこと
◆制札のこと
◇羅刹のこと
◆複雑な心境 ※好感度UP
◇不思議な気分
【三章】
◇衛士のこと
◆隊士のこと
◆偉い人
◇中立の人
◇分離派と親しかった人
◆いる
◇いない
◆出て行く
◇じっとしてる
◆攻撃に転じる
◇腕から逃れる
◇皆を信じる
◆それでも手伝いたい
◇留守番をする
◆伊東さんの対応
◇平助君の説得
◆何か手伝いたい
◇大人しくする
◆すぐに戻る ※好感度UP
◇少し話したい
【四章】
◇出て行くしかない
◆出て行くべきだけど・・・ ※好感度UP
◇逃げる
◆敵をとる
【五章】
◇土方さんこそ休んでください
◆私にできることはありますか? ※好感度UP
◆血を与える
◇薬を与える ※GAME OVER
◇我慢させる ※GAME OVER
◇一緒に行きます
◆ここに残ります
【六章】
◆止めてください ※好感度UP
◇休んでください
◆血を与える
◇薬を与える
◇我慢させる ※七章でも「我慢させる」を選択するとGAME OVER(スチル回収)
◆土方さんと共に
◇近藤さんを説得
【七章】
◆信じているから ※好感度UP
◇責任があるから
◆血を与える
◇薬を与える
◇我慢させる ※八章でも「我慢させる」を選択するとGAME OVER(スチル回収)
◇風間さんを止める
◆土方さんを止める ※好感度UP
【八章】
◆血を与える
◇薬を与える
◇我慢させる ※九章でも「我慢させる」を選択するとスチル回収(エンディングへ)
◇そばから離れません
◆殺しても死にません ※好感度UP
◇土方さんのそばにある
◆無くても構わないもの ※好感度UP
【九章】
◇受け取らない
◆受け取る ※好感度UP
◆血を与える
◇薬を与える
◇我慢させる ※スチル回収(エンディングへ)
◇できる限りのことはします
◆任せられても困ります
【終章】
土方エンディング
■ネタバレ■
ネタバレとして少しだけ土方ルートでの自分なりの強く印象に残ったシーンを綴ってみました。
【その1】
四章で風間に源さんが殺されて危機一髪で千鶴を助けに来た土方だったがその強さ故、風間の真の力を発揮させてしまい最期の手段であった【若変水】を飲んでしまい自ら羅刹となってしまった。
そんな土方を見た風間が蔑みの言葉を言いそれに対しての土方が返した言葉。
「何があってもてめぇの信念だけは曲げねえ。
どんな時でも絶対に後退はしねぇ。
俺たちはそれだけを武器にここまでやってきた。
まがい物だろうが何だろうが貫きゃ真(まこと)になるはずだ。
つまり・・・この羅刹の力でおまえを倒せば俺は・・俺たちは本物になれるってこったろ?」
※超べらんめぇ口調です(画像は下記真ん中)
いやいや・・・このシーンは凄かった。
土方さんキレちゃってぶっ飛んでますね。
もうずっとべらんめぇ口調でキレ感が凄まじかったです。
三木さんがほんと凄いなぁと思いました。
最早乙女ゲーではありませんよ。少年マンガかと思うほどです。
オトメイト賭けに出たな!と感じました。
【その2】
九章ラストの風間との決闘シーンのやりとり。
もう息を呑みます。
BGMの止まり具合とか絶妙です。
いつもはいきなり途切れるとか苦情も多いみたいですがここではむしろ絶妙だと思います。
直前の説明から書いてしまいもうバレッバレですが良ければ見てください。
新政府軍からの集中砲火を浴びている弁天台場へ援護に向かう途中、銃撃を受けてしまった土方と千鶴は馬から放り出されてしまった。
その際土方が負傷してしまい休める場所へと移動する。
身を隠す場所を求めて歩いていると桜の花弁が舞い散る桜の平原へ辿り着く。
土方の傷は深く羅刹の力も限界な状態なのだと千鶴は思った。
不安に駆られる千鶴に土方は「おまえには桜が似合うな」と言った。
ふいに言われた言葉に千鶴は困惑する。
むしろ土方にこそ似合うと話してるうちに心が穏やかになっている事に気付き大丈夫だと千鶴は前向きになっていた。
一緒にこの戦争を乗り越えよう、また来年も一緒にこの桜を見ようと決意を固めると強い風が吹き抜けた。
そして、そこには―――彼が立っていた。
風間は土方を見詰め愉快そうに笑みを浮かべながら言った。
「―――生きていたのだな」
皮肉げに笑いながら、
「全ての決着をつけに来ただけだ。俺の誇りに懸けてこの禍根を消し去る」
彼は土方との再戦の為だけにこの地へ追ってきたのだ。
「貴様らは散り行く定めにある。生き急ぐ様はまるで桜のようだ」
風間は手のひらを空に向け舞い踊る桜の花弁を指先で撫でながら言った。
「生き急いでるわけじゃねぇよ。ただ必要とされるものが多かっただけだ。新選組が理想とする武士の道は険しいんでな」
笑みを浮かべながら淡々とした口振りで語る土方に対して、風間は値踏みするような眼差しを投げかけた。
「【羅刹】と言うまがい物の名は貴様の生き様に相応しくないようだな」
風間は真剣な眼差しで土方を見た。
「貴様は最早ひとりの【鬼】だ」
今まで見下していた筈の存在を己の対等に位置する者をしてついに土方を認めた。
【鬼】という種に強い誇りを持つ風間にとって若変水を飲んだ人間を【鬼】と称したのは彼にとって最上級の評価だろう。
「まがい者という評価は取り下げよう」
そう言った風間の眼差しには最早、清々しささえ感じられた。
更に言葉を続ける。
「貴様の存在に敬意を表して鬼としての名をくれてやろう」
風が桜吹雪を作る中、ふと思いついたように彼は言う。
「・・・・・【薄桜鬼】だ」
まるで始めから決まっていたかのような名が紡ぎだされた。
「鬼として認められるために戦ってきたわけじゃねぇんだがな」
土方は薄く笑いながら刀を抜くと同時に秘めた力がその姿にまで現れていく。
「長くは遊べねぇがそれでいいだろ?」
土方の問いに、
「無論だ。一撃で仕留めてくれよう」
風間も応えるかのように刀を構える。
間合いを保ったまま動かない双方の間を再び強い春風が吹き抜けていく。
桜の花弁が高く天まで舞い上げられた。
互いの視界が桜色にくらんだ瞬間ふたりは同時に地を蹴っていた―――。
長々と綴ってしまいましてすいません(^^;)
こちらも乙女の欠片もありません(笑
だって【決闘】ですよ!?もうバリバリの少年マンガ思想じゃないっすか。
でもやっぱり土方ルートは主役なんだなーとじみじみ。
【薄桜鬼】というタイトルの由来が出ましたね。
ここか!と思わず声を出してしまいました(^▽^;)
は~なるほどね~なんて思いつつ。
それにしても壮絶です。
カッコイイとしかしようがありませんね。
あえて結末までは書きませんでしたがそこはご自分の目でご覧ください♪
■感想■
全体の感想としては、とにかく長い!
まぁ最初から最期まで全部な訳なので仕方ないですが、近藤さんとの別れ後の土方さんの自暴自棄っぷりが長すぎてちょっとイラっとしたのを除けば全体的に良かったです。
ちょっとウジウジが過ぎるんじゃないかな~とあの辺りは早く脱してくれないかとイライラしてしまった(^▽^;)
共通ルートは新選組副局長としての鬼っぷりが存分に楽しめましたね。
厳しい・・とにかく厳しい。
でもたま~に優しいところが垣間見えるといったツンデレ具合。
全くラブっぽさも感じず今何のゲームをしてるのかとても乙女ゲーやってる感じは微塵も感じませんでしたね。正直。
それはむしろ大歓迎でしたが(*´∇`*)
終盤ちょっと前の対羅刹バトル。
このルートでのみ山南さんが「良い人」でした(^^;)
他は・・・ね。
ほんとどのルートでもコノヤロウって感じだったから。
綱道はどこでもダメ親父。壊れてるね。
ここでは平助と山南がついに力尽きてしまうという別れが。
切なすぎる(ノω・、)
斉藤さんは知らぬ間に羅刹になっていて最終的には道が分かれてしまいそのまま戦死。
これも切ないです。
短い再会でした。
総司は四章以降姿が見えず病で死亡。
原田・永倉コンビも途中で袂を分かってしまい行方知れず。
寂しい・・・。
そして千鶴とのラブ・・・なんと九章入ってからでした( ̄Д ̄;;
今までの好感度は一体・・・?
他のルートでは割とやんわりとそれっぽくなるのだけど土方さんは・・・。
余りにも無さ過ぎてもうそんな感じは皆無かと思った程だ。
告白はもう・・・待ってました!とばかりに感動しました。
遅いよ!千鶴が可哀想だよ!
ほんと千鶴は尽くしたね・・・。良かった・・・良かったよ!
終章では千鶴にベタボレの土方さん(笑
羅刹で限界間近の土方さんが非情に切ないですね。
少しでも長生きして千鶴と幸せな時間を過ごしてもらいたいものです。
土方さんお疲れ様でした。
「◆」の選択肢をお進みください。
【一章】
◆何とかして逃げる
◇事情を説明する
◆逃げ出す ※好感度UP
◇その場に居直る
◆部屋で大人しくする
◇誰かに頼んでみる
◇屯所を探索する
◇外に出て父を探す
◆大人しくしている
◆土方さんについていく
◇池田屋に向かう
◆参加してみたい
◇留守番してます
◆天王山へ
◇蛤御門へ
◇公家御門へ
◆永倉さんを止める ※好感度UP
◇一緒に戦います!
【二章】
◇薬について調べる
◆素直に部屋へ戻る
◆広間に残る
◇中庭に行く
◇外に出る
◆この場に残る
◇屯所に戻る
◆剣を構える
◇味方を呼ぶ
◇動かない
◇沖田さんが心配
◆仕事に専念する
◆彼ら鬼の存在
◇私を狙う理由
◇父様のこと
◆制札のこと
◇羅刹のこと
◆複雑な心境 ※好感度UP
◇不思議な気分
【三章】
◇衛士のこと
◆隊士のこと
◆偉い人
◇中立の人
◇分離派と親しかった人
◆いる
◇いない
◆出て行く
◇じっとしてる
◆攻撃に転じる
◇腕から逃れる
◇皆を信じる
◆それでも手伝いたい
◇留守番をする
◆伊東さんの対応
◇平助君の説得
◆何か手伝いたい
◇大人しくする
◆すぐに戻る ※好感度UP
◇少し話したい
【四章】
◇出て行くしかない
◆出て行くべきだけど・・・ ※好感度UP
◇逃げる
◆敵をとる
【五章】
◇土方さんこそ休んでください
◆私にできることはありますか? ※好感度UP
◆血を与える
◇薬を与える ※GAME OVER
◇我慢させる ※GAME OVER
◇一緒に行きます
◆ここに残ります
【六章】
◆止めてください ※好感度UP
◇休んでください
◆血を与える
◇薬を与える
◇我慢させる ※七章でも「我慢させる」を選択するとGAME OVER(スチル回収)
◆土方さんと共に
◇近藤さんを説得
【七章】
◆信じているから ※好感度UP
◇責任があるから
◆血を与える
◇薬を与える
◇我慢させる ※八章でも「我慢させる」を選択するとGAME OVER(スチル回収)
◇風間さんを止める
◆土方さんを止める ※好感度UP
【八章】
◆血を与える
◇薬を与える
◇我慢させる ※九章でも「我慢させる」を選択するとスチル回収(エンディングへ)
◇そばから離れません
◆殺しても死にません ※好感度UP
◇土方さんのそばにある
◆無くても構わないもの ※好感度UP
【九章】
◇受け取らない
◆受け取る ※好感度UP
◆血を与える
◇薬を与える
◇我慢させる ※スチル回収(エンディングへ)
◇できる限りのことはします
◆任せられても困ります
【終章】
土方エンディング
■ネタバレ■
ネタバレとして少しだけ土方ルートでの自分なりの強く印象に残ったシーンを綴ってみました。
【その1】
四章で風間に源さんが殺されて危機一髪で千鶴を助けに来た土方だったがその強さ故、風間の真の力を発揮させてしまい最期の手段であった【若変水】を飲んでしまい自ら羅刹となってしまった。
そんな土方を見た風間が蔑みの言葉を言いそれに対しての土方が返した言葉。
「何があってもてめぇの信念だけは曲げねえ。
どんな時でも絶対に後退はしねぇ。
俺たちはそれだけを武器にここまでやってきた。
まがい物だろうが何だろうが貫きゃ真(まこと)になるはずだ。
つまり・・・この羅刹の力でおまえを倒せば俺は・・俺たちは本物になれるってこったろ?」
※超べらんめぇ口調です(画像は下記真ん中)
いやいや・・・このシーンは凄かった。
土方さんキレちゃってぶっ飛んでますね。
もうずっとべらんめぇ口調でキレ感が凄まじかったです。
三木さんがほんと凄いなぁと思いました。
最早乙女ゲーではありませんよ。少年マンガかと思うほどです。
オトメイト賭けに出たな!と感じました。
【その2】
九章ラストの風間との決闘シーンのやりとり。
もう息を呑みます。
BGMの止まり具合とか絶妙です。
いつもはいきなり途切れるとか苦情も多いみたいですがここではむしろ絶妙だと思います。
直前の説明から書いてしまいもうバレッバレですが良ければ見てください。
新政府軍からの集中砲火を浴びている弁天台場へ援護に向かう途中、銃撃を受けてしまった土方と千鶴は馬から放り出されてしまった。
その際土方が負傷してしまい休める場所へと移動する。
身を隠す場所を求めて歩いていると桜の花弁が舞い散る桜の平原へ辿り着く。
土方の傷は深く羅刹の力も限界な状態なのだと千鶴は思った。
不安に駆られる千鶴に土方は「おまえには桜が似合うな」と言った。
ふいに言われた言葉に千鶴は困惑する。
むしろ土方にこそ似合うと話してるうちに心が穏やかになっている事に気付き大丈夫だと千鶴は前向きになっていた。
一緒にこの戦争を乗り越えよう、また来年も一緒にこの桜を見ようと決意を固めると強い風が吹き抜けた。
そして、そこには―――彼が立っていた。
風間は土方を見詰め愉快そうに笑みを浮かべながら言った。
「―――生きていたのだな」
皮肉げに笑いながら、
「全ての決着をつけに来ただけだ。俺の誇りに懸けてこの禍根を消し去る」
彼は土方との再戦の為だけにこの地へ追ってきたのだ。
「貴様らは散り行く定めにある。生き急ぐ様はまるで桜のようだ」
風間は手のひらを空に向け舞い踊る桜の花弁を指先で撫でながら言った。
「生き急いでるわけじゃねぇよ。ただ必要とされるものが多かっただけだ。新選組が理想とする武士の道は険しいんでな」
笑みを浮かべながら淡々とした口振りで語る土方に対して、風間は値踏みするような眼差しを投げかけた。
「【羅刹】と言うまがい物の名は貴様の生き様に相応しくないようだな」
風間は真剣な眼差しで土方を見た。
「貴様は最早ひとりの【鬼】だ」
今まで見下していた筈の存在を己の対等に位置する者をしてついに土方を認めた。
【鬼】という種に強い誇りを持つ風間にとって若変水を飲んだ人間を【鬼】と称したのは彼にとって最上級の評価だろう。
「まがい者という評価は取り下げよう」
そう言った風間の眼差しには最早、清々しささえ感じられた。
更に言葉を続ける。
「貴様の存在に敬意を表して鬼としての名をくれてやろう」
風が桜吹雪を作る中、ふと思いついたように彼は言う。
「・・・・・【薄桜鬼】だ」
まるで始めから決まっていたかのような名が紡ぎだされた。
「鬼として認められるために戦ってきたわけじゃねぇんだがな」
土方は薄く笑いながら刀を抜くと同時に秘めた力がその姿にまで現れていく。
「長くは遊べねぇがそれでいいだろ?」
土方の問いに、
「無論だ。一撃で仕留めてくれよう」
風間も応えるかのように刀を構える。
間合いを保ったまま動かない双方の間を再び強い春風が吹き抜けていく。
桜の花弁が高く天まで舞い上げられた。
互いの視界が桜色にくらんだ瞬間ふたりは同時に地を蹴っていた―――。
長々と綴ってしまいましてすいません(^^;)
こちらも乙女の欠片もありません(笑
だって【決闘】ですよ!?もうバリバリの少年マンガ思想じゃないっすか。
でもやっぱり土方ルートは主役なんだなーとじみじみ。
【薄桜鬼】というタイトルの由来が出ましたね。
ここか!と思わず声を出してしまいました(^▽^;)
は~なるほどね~なんて思いつつ。
それにしても壮絶です。
カッコイイとしかしようがありませんね。
あえて結末までは書きませんでしたがそこはご自分の目でご覧ください♪
■感想■
全体の感想としては、とにかく長い!
まぁ最初から最期まで全部な訳なので仕方ないですが、近藤さんとの別れ後の土方さんの自暴自棄っぷりが長すぎてちょっとイラっとしたのを除けば全体的に良かったです。
ちょっとウジウジが過ぎるんじゃないかな~とあの辺りは早く脱してくれないかとイライラしてしまった(^▽^;)
共通ルートは新選組副局長としての鬼っぷりが存分に楽しめましたね。
厳しい・・とにかく厳しい。
でもたま~に優しいところが垣間見えるといったツンデレ具合。
全くラブっぽさも感じず今何のゲームをしてるのかとても乙女ゲーやってる感じは微塵も感じませんでしたね。正直。
それはむしろ大歓迎でしたが(*´∇`*)
終盤ちょっと前の対羅刹バトル。
このルートでのみ山南さんが「良い人」でした(^^;)
他は・・・ね。
ほんとどのルートでもコノヤロウって感じだったから。
綱道はどこでもダメ親父。壊れてるね。
ここでは平助と山南がついに力尽きてしまうという別れが。
切なすぎる(ノω・、)
斉藤さんは知らぬ間に羅刹になっていて最終的には道が分かれてしまいそのまま戦死。
これも切ないです。
短い再会でした。
総司は四章以降姿が見えず病で死亡。
原田・永倉コンビも途中で袂を分かってしまい行方知れず。
寂しい・・・。
そして千鶴とのラブ・・・なんと九章入ってからでした( ̄Д ̄;;
今までの好感度は一体・・・?
他のルートでは割とやんわりとそれっぽくなるのだけど土方さんは・・・。
余りにも無さ過ぎてもうそんな感じは皆無かと思った程だ。
告白はもう・・・待ってました!とばかりに感動しました。
遅いよ!千鶴が可哀想だよ!
ほんと千鶴は尽くしたね・・・。良かった・・・良かったよ!
終章では千鶴にベタボレの土方さん(笑
羅刹で限界間近の土方さんが非情に切ないですね。
少しでも長生きして千鶴と幸せな時間を過ごしてもらいたいものです。
土方さんお疲れ様でした。
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Comment
初めまして!
選択肢間違えていたみたいで申し訳ないです(汗
ただ、個人的に公開しているものなのでニュアンス違い程度な感じで受け流していただけると有難いです。
実際プレイして分かる通り土方さんは結構長いのでやりながら片手間でメモしながらなのでご容赦を。
あと攻略に関しては、ほとんど自分メモのようなモノなので完璧な保証はできませんのでご了承くださいね。
参考にされるのは全然構いませんよ~
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