全治1年の骨折から見事にカムバックしたコメディアデラルテですが
「レントゲン再検査を行ったところ、右第3手根骨に骨折を発症していることが判明しました。
レントゲンでは小さな骨折に見えますが、ボルトが入っていなかったら前回と同程度の骨折(板状骨折)になっていた可能性が高いと獣医さんから説明を受けました。
治そうとすると再度1年以上の休養は必要で、たとえ治ったとしてもレースを使えば同じような骨折を
負ってしまう可能性が高いと思います」(大根田師)
この話を受け、協議を行った結果、現役続行を断念し、早ければ24日に、遅くとも来週中に
中央競馬登録を抹消することになった。
と。
さすがにショックが大きいのでこれ以上の文章はまたの機会に…
さて、今日は休養している出資馬の近況を纏めてお届けしたいと思います。
纏めて書いてもいいんだけど、1頭1頭エントリーを作らせて貰います。
まずはコメディアデラルテ。
全治まで1年以上という重傷を負った馬ですが
18日からパドック放牧を開始。
「獣医の検査、触診により骨折箇所の回復が見られたので放牧を開始しました。
歩様も問題ありません。放牧を開始した日はよほど嬉しかったのでしょう。
パドック内を小走りしていました。今ではジッとしていて、もっぱら日光浴の毎日です」
(空港担当者)
骨折の治癒具合は順調のようで、ほんと何よりだよ
実際にはレントゲンを取るまではわからないんだろうけど、放牧できるようになった
ってのは怪我の回復にはプラスなんじゃないかな
人間だって、ず~~っと病院の中にいたんじゃ病気の回復も遅いだろうし。
どうでもいいけど
「もっぱら日光浴の毎日です」
のとこを
「もっぱら馬っけ出しながら日光浴の毎日です」
の間違いだろ?と思ったやつ。 正直に手を上げなさい。
コメディアデラルテ、本日25日に骨折した箇所にボルトを入れる手術を行ったのですが
本日25日社台ホースクリニックで右第3手根骨板状骨折部にボルトを入れる手術を行い、
無事終了。担当者は「剥がれた骨が一番安定するところにボルトを一本入れました。
大根田師も立ち会いましたが、終了した際に『良かったぁ~』といった風にホッと胸を
撫で下ろしていました。師は来週も様子を見に来られる予定です。
まずは入院馬房で安静にし、術後の経過を見ていきたいと思います」と話していた。
と。 無事に手術が成功して何よりです。
過去にボルト入れて活躍した馬というと、ヤマニングローバル(古いか)とか
アドマイヤコジーンとか。 コメディアもこういう先輩に続いて欲しいね。
ちなみに、この手術は北海道で行われたのだけど、調教師の大根田先生はわざわざ
北海道まで行ってくれたのですね。
他ルートからの情報からも、この先生はとてもいい人らしい。
またこのコンビで大暴れを期待しましょう。
昨日11日の再検査で右第3手根骨板状骨折は全治に
最低でも1年は要する見込みとの診断。
大根田師は「骨折の程度としては非常に重いもので、
全治1年と出ましたが、完治する保障はなく、レース
に再度使える可能性は五分五分といった感じです。
わずか5戦目でダービーへの出走権を勝ち取ったように
素晴らしい能力を秘めていることは疑いようがなく、
治れば大きなところを狙える馬であることは間違いありません。
それだけに一朝一夕には今後についてどうこう言うべきでない馬だと思います。
怪我をして間もないということもありますし、
幸いなことに再検査では骨折の悪化も見られなかったので、
もう少々時間をかけて状況を見つつ、今後について考えてあげたいと思います」
と沈痛な面持ちで話していた。