きゃろっとくらぶとゆかいななかまたち

１７日に函館競馬場へ入厩。２４日に２日連続のゲート試験を受け見事合格。
「昨日はややもたれたのと、ここまでの経緯を知らない美浦のゲート委員ということもあって
ちょっと辛口評価で不合格となりましたが、今日は大丈夫だと思っていました。
実際、入りもすんなり、中でももたれず、出もスムーズでした。
ようやく競走馬として第一歩を踏み出した感じです。

ここまでのことを考えるとゲートをすんなり

出た時、馬上で涙が出そうになりました。

まだ速い追い切りを行っていないので稽古の動き次第ですが、来週のデビューを考えています」（安田翔助手）。
追い切りの動き次第にはなるが、７月３日の函館競馬（３歳未勝利・ダ１７００ｍ）に四位騎手で出走予定。


時は来た。

昨年末に栗東に入厩し、「バツグンの動き（勝巳さん風）」
を見せ付けながらも稀に見るゲート難で「放牧→去勢→体調不良」の絶望コンボを叩き込まれ
どん底気分を味わったフィフティーワナーがようやく軌道に乗った。
結構冗談っぽく「ゲートを出ないワガママ王子」なんてこのBlogで書いてた事もあったんだが、
実は結構な勢いでへこんでました。
体調が悪いとかならともかく、ゲート難ってだけで北海道に強制送還だもの。

長かった… 実に長かった

上の記事を読んだ時、電車の中だったけどほんと泣きそうになったもんな。
厩舎関係者も、出資者も、キャロットクラブのスタッフの人も、いろんな人が
ほっとした気持ちの中に今までの苦しい時期を重ね合わせて、なんとも表現の
しようのない感情を持ったと思う。

とはいえ、競走馬としてはようやくスタートラインにたったというだけ。
感傷に浸る暇なく、レースで結果を出さないといけない。

わかってる。 そんなこたぁわかってるけど…
今日は少しだけ泣かせてくれ。 勿論うれし泣きだ。