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幾多の関門:きゃろっとくらぶとゆかいななかまたち

幾多の関門

さて、現在北海道で順調に調教を詰まれているトウカイテイオー産駒のレイナードですが

06/11/28
NF空港
屋内坂路でハロン14〜15秒のキャンター2本。
「以前の状態が嘘のような順調さを誇っています。
速いところを開始してからは実にいい動きを見せています。
力強さ、バネ、スピード、どれを取っても高次元のものがあります。
このまま順調なら12月中には十分移動できると思います。馬体重は544キロです」
(空港担当者)

06/12/5
NF空港
屋内坂路でハロン14〜15秒のキャンター2本。週2回はハロン13秒を計時。
「いかにも瞬発力に富んでいそうな、とても鋭い動きを見せており、

坂路で一際目立つ存在です。

この中間から更に速いところを開始しましたが、これは年内の移動を目指した
ペースアップです。今からデビュー戦が楽しみになってきました」(空港担当者)


いや… 景気のいいコメントが並んでニヤニヤしちゃいますね
端から見たら相当キモい男なんだろうが。

競走馬の評価って、ほんとにたくさん関門があると思う。
生まれて馴致するくらいまでは、大抵どの馬も誉められる。
(この時期は出資者を募る時期でもあるから、セールストークも多分にあるだろうが)

人を乗せた調教を始めてみると、早くも誉められる馬は減る
ちょっと前までみんな誉められていたにも関わらず、だ。

早い(1ハロン15秒以下)調教を始めると、もっともっと誉められる馬が減る
やはりレースに近いスピードで走らせて見ると、馬の素質ってやつはよく分かるんだろうね

トレセンに入厩して追い切りをする。 更に減る。
で、レースに出る。 ご存知のようにここで一番減る。
特別戦、オープン戦、重賞… レースのグレードが上がれば、もっともっと減る。

そんな中でダービーや有馬記念に出走するような馬を持てる確率は?
天文学的数字です。 「ダービー馬のオーナーになるには一国の宰相になるより難しい」
これ、そんなに大袈裟でもないと思う。 的を得てるよ。
ディープインパクトやらハーツクライって馬は、そうやって篩いに掛けられて掛けられて
最後に残ったでっかいダイヤモンドなんだと。 そう思います。

レイナードは、馴致あたりで一頓挫あったけどその後は順調。
いくつかの関門は突破したみたい。
ここから先の関門はいくつ突破してくれるのか
俺のニヤニヤはいつまで続くのか
これだから一口馬主は辞められないんすよ
2006/12/07(Thu) 00:05:41 | レイナード
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ぱるしふぁる

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